2012年5月10日木曜日

凍りついて死んでいる豹


ヘミングウェイの作品に「キリマンジャロの雪」という小説があります。

標高6000Mを超える山の頂きに凍りついて死んでいる豹。

彼はそこで一体何をしていたのだろうか?というお話ですが・・。

僕は、その豹の暗喩に、昔からすごく心惹かれます。



もう少し、もう少しって登るうちに、

極寒と酸素の薄い中で自慢の敏捷性も無くなり、

最後はノロノロになって倒れる。

倒れても、微かに動いている足は、未だ高みを望む意思に従っています。



死ぬまで上を見て、死んでも目を見開いて頂を睨んでいるそのイメージは、

僕の教科書そのものです。