2015年4月6日月曜日

接客の授業をちょっとだけ (パート2)


今日は出張で裏日本に来ていますが
時間が開きましたので、
ちょっと昨日の補足をします。

1
お客様を見て(観察+聞き込み)

2
膨大な引き出しの中から、
そのお客様に最適な
単語(センテンス)をピックアップする。

3
単語(センテンス)をつなげて(文法=プロット)
お客様にご紹介する。



ちなみに、昨日のブログでは、この「文法(プロット)」というところが分かりにくかったと思いますので、補足も含めて解説させていただきます。

Q
このイスは何の木で出来てるの?
A
ブラックウォールナットです(結論)

北米のアパラチア山脈、特に五大湖周辺に分布しています(生息地)

色合いや木裡の美しさはもちろん(材の特徴・美しさ)

素材としての安定性、つまり割れや反りに優秀な木です(材の特徴・強さ)

上の会話をセンテンス分けしますと、

1 結論
2 生息地
3 材の美しさ
4 材の強さ

というセンテンスとなります。
そして、
この1,2,3,4というセンテンスの順番がプロット(構成)です。

例を簡単に変えます。

1 私は野田です。
2 私は青山の家具屋で働いています。
3 見た目はゴツいけど
4 割と繊細な面も持っています。

(・・自分を例にする必要はあるのか?)

プロットを入れ替えます。

■ゴツい見た目の野田です。でも実は割と繊細なので青山の家具屋で働いています。

■青山の家具屋で働いている野田です。繊細な所もあるけどゴツい見た目です

■ゴツい見た目と繊細な面を併せ持つ野田です。青山の家具屋で働いています。

■青山の家具屋で働いているゴツくて繊細な面も持つ男、それが野田(私)だ。

(読んでいる人に何を刷り込もうとしているんだ?僕は・・)

まあ、言いたいのは、同じセンテンスを使ってもプロット(構成・順番)が変わると、伝わる意味も微妙に変わってくるということです。逆に言うとプロットを変えると同じセンテンスでも、さまざまな方向に意味付けを変えることができるということです。

特に国際外交の世界では、この能力が必須になります。事実の順番の入れ替えを駆使すると、戦争さえ起こす(相手に起こさせる)ことができると聞いたことがあります。日本の天才官僚たちはこの作業が非常にうまいらしいです。怖いですね・・・。ぜひその能力を平和のために使っていただきたいと思います。

昨日は膨大な知識の引き出しから、そのお客様に最適な単語(センテンス)をピックアップするのがとても大事と言いましたが、今日はセンテンスのプロット(構成・順番)の重要性のお話をさせていただきました。

無数のセンテンスの引き出しから、そのお客様に最適なセンテンスをピックアップし、それらを用いて、やはりお客様に最適になるように、縦横無尽にプロットを組み替える能力を持った人が、優秀なスタッフであるということですね。

あいつは生まれつき販売のセンスがある。
それに比べて自分は・・・。

とかウジウジ考えているそこのあなた!!

今日から実際に実践してみましょうね。

ちなみに・・。
これが出来る人は家具でも、車でも、家でもなんでも売れますね。そして感のいい人はもう分かっていると思いますが・・。

この能力を習得している人は女(男)にもてます!!!

おしまい。
(・・・もう続きません)